一目惚れの心理学☆惚れっぽい人とそうでない人の違いとは

一目惚れの心理学☆惚れっぽい人とそうでない人の違いとは

出会ったばかりなのに、一目見たら恋に落ちてしまう。「出会った瞬間にビビビときた」、「雷にうたれたような衝撃を受けた」など、一目惚れの感じ方は人それぞれです。

お互いに一目惚れで付き合うパターンもあれば、一方的に恋に落ちるパターンなど、一目惚れの仕方も様々です。さらに今では多くの研究によって、一目惚れのメカニズムが解明されつつあります。一目惚れの種類やパターン、心理状態、そして成婚率、離婚率に至るまで多くのデータが集まり、それを解析していくと、惚れっぽい人とそうでない人の特徴が見えてきます。

そうした一目惚れの心理学をご紹介します。



 

一目惚れの心理学☆
惚れっぽい人とそうでない人の違いとは

 

一目惚れは圧倒的に男性が多い


ある調査によると男性の実に69%が一目惚れの経験があると言われています。女性は現実的なので、一目惚れから入る人は非常に少なく、相手のことをよく知ってから段階的に好きになるという傾向があります。

一方、男性は女性の外見を重視するため、一目惚れが成立しやすく、女性の25倍も一目惚れする確率が高いと言われています。男性というだけで、女性よりも惚れっぽいと言えるのです。

 

好みのタイプがはっきりとしているかどうか


一目惚れしやすい人の特徴として、好みのタイプがはっきりしているというのが挙げられます。背が高い、顔はしょう油顔、二重まぶた、髪型はショートなどなど、具体的な好みのタイプを持っており、自分自身も自覚している場合には、自分の好みのタイプの人と出会った際に、初めて会ったばかりなのに意識してしまって一目惚れしやすくなります。

一方、これといって好みのタイプがない人は、そんな人に出会っても特別初対面から意識をすることがないので一目惚れしにくいと言えます。

 

本能的に一目惚れしてしまうタイミング


本能が相手を求めることがあります。これは女性に多い現象ですが、女性は出産が可能な期間内に出来るだけ優秀な男性に巡り会おうとする傾向があります。そのため、優秀な遺伝子を本能的に見分ける能力があるとも言われています。それが顕著に現れるのが一目惚れで、自分と遠い遺伝子を持つ男性に本能的に魅かれてしまうことがあります。

遺伝子が遠い2人の間に生まれた子どもは環境適応能力が高く、強い免疫機能を持っているため、生存率が高いと言われています。そのため、本能的にそういった相手に魅かれてしまうことがあるのです。

 

ドキドキさせる体験をしたかどうか


吊り橋効果という心理学の実験があります。これは、男女に吊り橋のような不安定でドキドキするものを一緒に渡ってもらうことで、恐怖のドキドキ感が異性へのドキドキ感と勘違いするというものです。

自分が一目惚れしたなと思ったタイミングは、お化け屋敷や高い建物の上などドキドキしたり興奮したりする場所ではなかったでしょうか?そういった体験をしているかどうかで惚れやすい人とそうでない人とを区別することが可能です。

 

過去に忘れられない人はいるか


過去に付き合った人で忘れられない人や、尊敬している異性はいるでしょうか?そうした人がいる人は、一目惚れしやすい傾向にあります。出会った相手のほんの一部分のことなのに、共通点があるということで、過去の良い記憶と勝手にオーバーラップしてしまい、まるで昔好きだった人の再来に出会ったかのような錯覚を起こすことがあります。ただし、勘違いから始まっている一目惚れなので、一旦覚めてしまうと、次々と昔の相手との違いが見えてきてしまうことがあります。熱しやすく冷めやすい現象の1つです。

 

思い込みが激しいかどうか


心理学的に一目惚れとは勘違いであるとの立場をとっています。一目見た時に自分の理想としている部分が1つあればその人の全てが自分の理想にぴったりだと脳が勘違いしてしまいます。そして、その人が運命の人であるとか、理想のパートナーであると信じて疑わないという流れになります。

このとき、ポイントになるのは思い込みが激しいかどうかで、素直な人や思い込みが激しい人は一目惚れしやすく、逆に懐疑的な人は一目惚れしにくいという傾向があります。

 

ポジティブ思考かどうか


一目惚れとは勘違いであり、大抵の場合は一方的に相手のことを好きになるパターンがほとんどです。そのため、アタックしてもすぐに振られてしまうことになります。

こうしたときにネガティブな人だとなかなか次の恋へと進みにくいのですが、ポジティブ思考の人は振られてもめげずに次にアタックしていきます。そのため、一目惚れしやすい傾向があると言えるでしょう。

 

惚れっぽい人とそうでない人の違いについて7つの特徴を紹介しましたがいかがでしょうか。傾向的に男性の方が惚れっぽい人が多く、女性のほうが慎重であるという特徴があります。そのため、一目惚れを成就させるのは非常に難しいことであるとも言えます。

しかし、一目惚れしたカップルが結婚した場合、離婚率が10%以下となるなど驚異的な数字も見られます。また、男性の一目惚れよりも女性の一目惚れの方が付き合う成功率が高く、その後長続きするというデータもあります。せっかく一目惚れで出会ったのですから、その後も幸せが長続きするといいですね。

 

まとめ

一目惚れの心理学☆惚れっぽい人とそうでない人の違いとは

・一目惚れは圧倒的に男性が多い
・好みのタイプがはっきりとしているかどうか
・本能的に一目惚れしてしまうタイミング
・ドキドキさせる体験をしたかどうか
・過去に忘れられない人はいるか
・思い込みが激しいかどうか
・ポジティブ思考かどうか