都心での一人暮らしは誰もが抱くイメージの通りお金がかかります。しかも会社からの家賃補助もない場合は、家計に対する家賃の割合が非常に割高になってしまいます。何とか費用を抑えないことには暮らしていくことが非常に難しいでしょう。
今回は一人暮らしで費用を抑える裏技を7つご紹介します。
都心・家賃補助なし会社員の一人暮らし、
費用を抑える7つの裏ワザ
その1:なるべく家賃が安くなる条件の家を選ぶ
都心で暮らしていく中で生活費の大きな出費となるのが家賃でしょう。都心という条件を一番に持ってくる場合、その他の条件次第では家賃を抑えることができます。その条件は、「駅から遠い」「築年数が古い」「マイナーな路線」「狭い」です。
駅からの徒歩が長ければ長いほど家賃は下がる傾向にあり、徒歩10分を超えるとその傾向は顕著です。築年数が古い、狭いのはいわずもがなでしょう。
マイナーな路線も家賃が下がる傾向にあります。例えば、中央線沿線は家賃が割高になりますが、北を並走している西武新宿線沿線は中央線と比較して若干割安になります。
このように、毎月の一番大きな出費である家賃を抑えることで、月々の生活費を確保できます。
その2:自転車通勤をする
都心に住んでいると、会社にも近くなるのではないでしょうか。それならばいっそ自転車通勤をしてみるのはいかがでしょう。
通勤のための交通費は会社から支給されるのであれば、そこを浮かすことにはなりませんが、実は生活費の中の他の費用を浮かすことにつながります。それは、「飲み代」です。会社の忘年会や歓送迎会などはなかなかお断りするのは難しいですが、ゲリラ的に発生する「今日、この後いくぞ」という気の乗らない飲み会に対して「自転車なので」と言って断ることができます。
月に数度の飲み代を浮かせられるのは大きな節約になります。
その3:電気の契約を見直す
電気代を見直すことで、月々の固定費が若干抑えられるのをご存知ですか?
まずは基本料金。何も言わなければ初期設定のままですが、実は電気会社に相談することでアンペア数を下げられます。10アンペアごとに200円〜250円の節約になります。
また、一人暮らしで日中仕事のため家を空けているのであれば、一般的な「従量電灯契約」ではなく、「時間帯別電灯契約」にするのがよいでしょう。これならば、夜間の電気料金が大幅に下がります。わずかでも月々の出費が抑えられるのが良いですね。
その4:飲料水は持参する
会社で働いていて日中お金を使うものと言えば、「ランチ」「おやつ」「ドリンク」ですね。ランチは同僚とのお付き合いもあるでしょうから、なかなか難しいとしても「おやつ」と「ドリンク」はコントロールができます。しかも、月額にすると結構大きな出費になるのもこの項目です。
一日に缶コーヒーと500mlのペットボトル1本ずつ飲むと、1ヶ月に約5400円使ってしまう計算です。それにおやつまで足したら結構な出費ですよね。そこで会社で飲む飲料水を持参すると出費を抑えることができます。
単純にペットボトル飲料を自動販売機で買うのを止めて、近くのディスカウントストアで購入するだけで月々1000円は抑えられるでしょう。
その5:朝食は自宅で用意する
一人暮らしをしていて億劫なのが、朝食です。朝起きて朝食の準備をするくらいなら、都心ならどこでもある近所のコンビニで買って済ませたいですよね。このコンビニで朝食を買うのをやめて、自宅で簡単な朝食を自分で用意するだけで費用を抑えることにつながります。コンビニに入るとついつい、ガムやドリンクなど余計なものまで買ってしまいがちです。こうした出費を避けることができます。
その6:できるだけ自炊を心がける
一人暮らしをしていて自炊ってめんどくさいですよね。その気持ちは十分わかります。しかも仕事で夜遅く帰ってきて、これからごはんを作るかという気にならないのもわかります。そこで、休日にまとめて作っておくのはいかがでしょうか。冷凍しておけば電子レンジであたためるだけで食べられます。
毎日の外食を自炊に切り替えるだけで、食費は大幅に変わります。時間のあるときにまとめて作ることで、平日の手間も少なくすることができて楽ちんです。
その7:ランチをお弁当に変える
いわゆる今はやりの「弁当男子」です。その6でも触れたように、自炊することで食費は大幅に削減されます。ランチも一日平均800円のものを外食していたら、月に16000円もの出費があることになります。それをお弁当に変えることで、出費は一日あたり300円以下に抑えられます。
お弁当のおかずも週末に作りだめしておけば、あとはお弁当箱によそうだけです。
いかがでしょうか。都心で一人暮らしをするために出費を抑える工夫をご紹介しました。一人暮らしは少々めんどうではありますが、手間さえかければ、出費を抑えることは可能です。
余計な費用を抑えて、都心での一人暮らしをぜひとも満喫してください。
まとめ
都心・家賃補助なし会社員の一人暮らし、費用を抑える7つの裏ワザ
その1:なるべく家賃が安くなる条件の家を選ぶ
その2:自転車通勤をする
その3:電気の契約を見直す
その4:飲料水は持参する
その5:朝食は自宅で用意する
その6:できるだけ自炊を心がける
その7:ランチをお弁当に変える