人生への絶望に効く薬は、思考改革しかありません。美味しい林檎があれば、だいたいの人が美味しいと答えるでしょう。しかし、まずい林檎があったときには、人によって答えが異なります。
「まずい。」「硬い。」「甘くない。」と否定的なことを言う人がいれば、「甘味は薄いが水々しい。」「ミキサーにかけたら美味しそう。」などのように自分のフィルターを通して好意的なことを言う人もいます。これは、その人の考え方を表している結果であると言えるでしょう。
自分の思考というフィルターを、ポジティブに持っていく状態に変化させることで、絶望を希望に変えていくことができます。ここではそのための方法を紹介していきます。
人生への絶望を希望に変えるために
必要な7つの思考改革
姿勢の改革を行おう
人間関係においても大切である人としての姿勢は、絶望にも効きます。特に、謙虚さが大切です。この世の終わりのような状態、気分の中で謙虚さを持つことに意味はないと思っている方が多いと思いますが、決してそんなことはありません。
謙虚な姿勢というフィルターは、全ての捉え方を前向きに変化することにつながります。全ては考え方次第です。姿勢を変えるようにもっていきましょう。
自分よりひどい状況を想像しよう
どんなことがあっても、不幸中の幸いであったと思うようにしましょう。絶望の中にも必ずある不幸中の幸いを見つけましょう。そのために最も効果的なものが、自分の置かれた状況よりも困難な状況を想像することです。
そうすることで、ポジティブなフィルターを得ることができます。
思ったままに行動する機会を作ろう
もちろん、法やモラルを損なってはいけません。人に迷惑をかけない形で、思ったままに行動してみましょう。絶望を希望に変えるためには、主体的に考え、行動するように自分をもっていくことです。
その第一歩として、思ったままに行動してみましょう。やりたいように行動してみましょう。そうすることで、変化が生まれます。そうして希望へと繋がっていくのです。
良い事しか考えないようにしよう
いわゆる、ポジティブシンキングです。絶望の中にいるときに、前向きになることは難しいことではあります。そんなときこそ、良いこと探しをしてみてください。
そうすることで、前向きなフィルターを得ることができます。
何事も、捉え方次第です。良い事ばかりを考えていれば、自然と気持ちが変化していきます。
趣味や趣向を思い返そう
自分の好きなこと、好きなものを見つめ直してみてください。そのようなことは、自分に合っているので、好意的な見方が出来ているのです。それについて考え、列挙していきましょう。
好きなことをしているとき、好きなものを見ているとき、楽しさを感じます。その感覚を思い出しましょう。絶望している時には、ネガティブなことしか考えられなくなるため、このようなポジティブなものに目が行かなくなってしまうのです。
ポジティブシンキングの一貫として、取り入れてみてください。
近い目標を立てよう
人間は、やるべきことを明確にしたときに、前向きになれます。何かに向かっていくために何かをしてみてください。これは、できるだけ近い目標にしてください。遠い目標ですと、達成するまでの時間、労力が大きくなってしまうため、絶望している状態ではそれに堪えることが困難になるためです。
目標は、何でもいいです。求めるものは、自分が立てた目標を達成することから得られる心境の変化です。それによって、前向きなフィルターを得ることができます。実践してみてください。
絶望を面白いことと捉えよう
絶望を絶望として捉えなくするためのひとつの方法として、ネタにすることです。絶望は、大体の場合笑いに変えることができます。ただ、深刻な顔をしていてはいけません。
絶望の話を、笑いながらネタにしてください。
芸人の方々や、苦労してきた方々が、過去の絶望をネタにしているのはよく見ると思います。皆、これによって精神を保っているのです。大切なことは、自分の気持ちをポジティブな状態にもっていくことです。
そして同時に、前向きなフィルターを得ることもできます。笑顔は、伝染します。この状況を、自ら作ってみてください。
いかがでしたでしょうか。人生の中で、絶望することもあります。決して良いことばかりが起こらないもの、それが人生です。絶望の中にいるときこそ、希望に繋げるための思考改革を行ってください。
全ては、考え方と捉え方次第です。ネガティブな気持ちで居続けたら、状況は何も変わりません。それを変えるために、前向きなフィルターを得られるように自分をもっていってください。絶望の中に希望を見出せるようになりましょう。
まとめ
人生への絶望を希望に変えるために必要な7つの思考改革
・姿勢の改革を行う
・自分よりひどい状況を想像しよう
・思ったままに行動する機会を作ろう
・良い事しか考えないようにしよう
・趣味や趣向を思い返そう
・近い目標を立てよう
・絶望を面白いことと捉えよう