職場で上手く付き合わなくていいと思っている人はいないものです。しかし職場の人間関係によるトラブルや悩みは誰しも少なからずあります。自分に加えて他者の人間関係が全面的に良好な人は、余程恵まれていると言えます。
環境を選ぶことはできませんが、環境を変えることはできるので、人間関係が上手くいかないと悩んでいる方は是非参考にしてください。また、仕事をする上で、面倒なことは関係ないと思っている人ほど人間関係のトラブルを抱えてしまうリスクがあります。
自分には関係ないと思わず、自分や環境を見つめ直す機会になればと思います。職場には、多くの人が集まります。そこには2:2:6の法則の通り、気の合う人もいれば気の合わない人もいます。しかし、誰からも好かれる人がいること、誰からも敬遠されてしまう人がいることも事実です。
その明暗を分けるのは、職場内での行動が全てです。キャラは自ら作り上げていくものなのです。それは決して難しいことではありません。少し前向きで、少し積極的になれば全て好転していきます。その方法を見つける機会になればと思います。
何故か職場の人間関係が
うまくいかない人の7つの特徴
自分から関わりを持とうとしない
職場の人間関係を良好に保つ一番の手段は“会話”です。職場だから必要以上に関わらなくてもよいと考えている人は意外に多いです。しかし、職場に置いて『付き合いの悪い人』というレッテルを貼られてしまうことは絶対に避けてください。
職場は、学校と変わりません。よくわからない人と思われてしまうと、敬遠されるようになってしまいます。自分から積極的に輪に入ろうとする姿勢が大切ということです。
いいわけをする
人間ですから、失敗をすることもあります。このときに、きちんと謝れる人は意外と少ないです。特に、いいわけをしてから謝ることは最悪です。基本的に、事後に口にする言葉は「申し訳ありません」だけです。
理由を述べるのは、未来のことを話すときだけにしましょう。例えば、「娘が熱を出してしまったので病院にいってから」や、「電車が止まってしまったのでタクシーで」などです。未来のことを話す場合は、必ず理由を問われますので、しっかり説明しましょう。
ただ、事後の場合は理由は関係ありません。失敗をしてしまった時は、謝罪の言葉を言うだけにしましょう。
仕事に対する意欲が低い
だいたいの人にとって、仕事をしていく上で一番嫌がられることは『自分の仕事が増える』ことです。仕事を真面目にやらない人や、成長する意欲のない人は、基本的に無条件で煙たがられます。
人柄は関係ありません。誰しも経験のあることだと思いますが、やる気のない人に対して「使えない」という人は必ずと言っていいほどいたと思います。これは利害で考えることの証明と言えます。
仕事は、自分が苦労しないように進行していくことが求められているのです。頑張っている姿勢を示すことが大事です。
自己主張が強い
ずかずかものを言う人は嫌われます。簡単にいうと、面倒くさいからです。前述したとおり、人は職場に置いて利害を考えます。自己主張が強い人は、面倒な人と思われます。それと同時に、言いたいことや思っていることは誰しも持っていますが、基本的には心の中に留めています。
それは、主張を言葉に出しすぎてしまうと、疎まれてしまうからです。言うべきことはもちろん言っていいですが、必要以上に言い過ぎないようにしましょう。
協力する姿勢がない
ここでも、利害が関係します。困ったときに、手伝ってくれる、助けてくれる人は大切にしてもらえます。誰もが必要以上の苦労はしたくありません。問題が起こったときに、協力してくれない人は、「あの人は全然協力してくれないよね」と言われてしまいます。
こうなってしまうと、もう誰も助けてくれなくなってしまいます。特別な用事がある場合は仕方がないですが、極力協力するようにしましょう。
悪口を言う
悪口を言う人は、言われます。悪口を言う人はよくいますが、悪口を好む人は実は少ないのです。悪口を聞いていて気持ちのいい人は少ないということです。しかし、悪口を言う人は言った分だけ自分も言われるということを頭に入れてください。
これは裏を返せば良いことを言えば自分も言ってもらえるということです。職場において、雰囲気は非常に大切です。良いことを言えば、働いていて気持ちのいい雰囲気を作ることにもなります。
職場の空気に配慮するようにしましょう。
好き嫌いを表に出す
分け隔てのない人は、嫌われにくいです。人によって対応を変える人は決して良い印象を持たれません。苦手な人は、どこにでもいます。ただ、苦手だからと敬遠していると相手に気付かれてしまいます。
職場に敵を作ることにもなりかねないので、気をつけましょう。
いかがでしたでしょうか。職場の人間関係を良好に保つための秘訣は、思いやりを持つことです。職場だからと割り切ることも必要ですが、割り切りすぎると人間関係に溝ができます。人と人の付き合いである以上、職場においても例外ではないということです。
また、職場は利害に左右されることが多々あります。自分だけが働いているわけではないので、周りの人に利があるように配慮することが大切です。何かをしてあげる、という気持ちを、自分が犠牲になると考えることはやめましょう。
周りの人のために行動すれば、必ず自分に返ってきます。自分のためと思いながらでも、人のために行動することが大切なのです。
まとめ
何故か職場の人間関係がうまくいかない人の7つの特徴
・自分から関わりを持とうとしない
・いいわけをする
・仕事に対する意欲が低い
・自己主張が強い
・協力する姿勢がない
・悪口を言う
・好き嫌いを表に出す