出来る人は知っている、睡眠の質を上げて生産性を高める7つの方法

出来る人は知っている、睡眠の質を上げて生産性を高める7つの方法
出来る人をよく観察してみると、非常に生産性の高い動き方をしていることに気づくでしょう。その生産性の高い動きはどこから来るのかというと、体調が良いという点です。体調が良いので体が動くし、頭の回転も早くなるのです。

体調を維持するのに重要なのは睡眠です。ある程度睡眠時間を確保するのは当然必要なのですが、睡眠の質を上げることで、体の回復は全く違ってきます。今回は生産性を高めるために、どのようにして睡眠の質を上げたらよいのかをご紹介します。



 

出来る人は知っている、
睡眠の質を上げて生産性を高める7つの方法

 

その1:睡眠のタイミングを知る


睡眠には浅い睡眠のレム睡眠と深い睡眠のノンレム睡眠があります。深い睡眠であるノンレム睡眠をとることによって、日中の疲れが癒されるのです。

このレム睡眠とノンレム睡眠は約90分サイクルで訪れます。睡眠直後3時間に最も深い眠りが訪れます。よって、短い単位での仮眠ではほとんど疲れは取れません。

最低3時間以上、そして、眠りが浅くなるレム睡眠のタイミングで起床することによって、寝覚めが良い朝を迎えることができるのです。

まずは自分の睡眠時間のタイミングを測ってみましょう。そしてどのタイミングで起きるのが寝覚めがいいのかを知ることから始めましょう。

 

その2:寝る前にリラックスする


質のいい睡眠をとるためには就寝前にリラックスした状態になることが重要です。副交感神経を優位な状態にすることができれば、ストンと眠れるようになるでしょう。

ではリラックスする方法をいくつかご紹介します。ぬるま湯に20分ほど浸かる、クラッシックなどα波を出してくれる音楽を静かに聞く、ストレッチを行う、照明を光が柔らかい間接照明に変えるなどです。

他にも、自分自身がリラックス出来る方法を見つけておくことが大事ですね。

 

その3:寝る前にスマホは見ない


寝る前についついパソコンをチェックしてしまったり、スマートフォンを眺めてしまってはいませんか?その後寝ようと思っても目が冴えてしまうとうことを体験したことがある方もいることでしょう。

パソコンやスマートフォンといった刺激的な光を出すものを見ることによって脳が刺激され、興奮状態に陥ってしまうのです。それが原因で寝つけなくなってしまいます。

寝る前のスマートフォンはやめましょう。テレビももちろんNGです。

 

その4:食事は就寝の3時間前に済ます


寝る前にどうしてもお腹が減ってしまってお菓子を食べてしまったり、飲んで帰ってきてすぐに眠ってしまうのもよくありません。胃の中に未消化の食べ物が入っていることによって、睡眠中も胃や消化器官が働かなくてはならなくなり、体は十分な休息が取れていない状態になります。

個人差はありますが、3時間と言うのは消化の目安となる時間です。それ以内に食べたものは寝ている間に消化作業が行われる可能性があります。

もちろん、興奮状態を引き起こすカフェインが含まれた飲料を飲むことも避けましょう。

 

その5:寝室の環境を整える


質の良い睡眠をとるためには、良い寝室の環境が必要です。整えるべき環境には、室温、湿度、音があります。暑すぎても寒すぎても体は不快感を感じ、目が覚めてしまいます。

夏は26〜28度、冬は18〜23度を目安に室温を調整しましょう。湿度は50%が睡眠に快適な湿度です。加湿器や除湿器を利用して湿度を調整しましょう。

そして音も重要な環境です。耳栓やカーテンなど車の音やパートナーのいびき対策は万全にして寝るようにしましょう。静かな方が当然睡眠の質は上がります。

 

その6:自分に合った寝具を使う


旅行に行って旅館やホテルに泊まったときに、どうも寝つけなかったという体験をしたことはありませんか?環境が違うというのはもちろんですが、中でも寝具が合わないことによる影響が大きいのです。

質の良い睡眠をとるためには自分に合った寝具を使うことは重要です。ベッドやマットレスの固さ、枕のサイズや固さ、形状などはそれぞれの人に合ったものがあります。

合わないものを使用すると、睡眠の質が落ちるばかりか、首や肩のこりがひどくなる場合がありますので注意が必要です。

 

その7:朝起きたら太陽の光を浴びる


朝起きたら太陽の光を浴びましょう。朝、太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。また、脳を覚醒するセロトニンというホルモンが分泌され、日中仕事で必要な集中力を与えてくれます。

そして、このセロトニンが分泌されてからおよそ14〜16時間後に眠気を促すメロトニンというホルモンが分泌されます。自然な眠りに就くにはこのメロトニンが分泌されてから3時間以内に就寝することが望ましいのです。

朝太陽を浴びる習慣が質の良い眠りにつながるのです。

 

いかがでしょうか。

日中質の高いパフォーマンスを行うためには質の高い睡眠が必要です。質の高い睡眠をとるためにそれほど難しいことが必要なわけではないのです。

ごくごく普通の日常生活に少しの習慣を加えるだけで睡眠の質は劇的に変化するでしょう。ぜひ、質の高い睡眠を手に入れて仕事の生産性も向上させましょう。

 

まとめ

出来る人は知っている、睡眠の質を上げて生産性を高める7つの方法

その1:睡眠のタイミングを知る
その2:寝る前にリラックスする
その3:寝る前にスマホは見ない
その4:食事は就寝の3時間前に済ます
その5:寝室の環境を整える
その6:自分に合った寝具を使う
その7:朝起きたら太陽の光を浴びる