昼間に頭がぼーっとする人は見直すべき、7つの眠りの悪習慣

 

昼間に頭がぼーっとする人に見直して欲しい7つの眠りの悪習慣しっかりと睡眠時間はとったはずなのに頭がぼーっとする、寝たのに疲れがとれないという人は眠りの悪習慣が原因です。質の良い睡眠をとらなければ何時間寝ても昼間に頭がぼーっとしてしまいます。質の良い睡眠をとるために悪い習慣をやめましょう。

昼間に頭がぼーっとする人に見直して欲しい眠りの悪習慣を7つご紹介します。



 

昼間に頭がぼーっとする人は見直すべき、
7つの眠りの悪習慣

 

その1:家の照明が明るい


蛍光灯などの明るい照明は交感神経を活発化させてしまうため、眠りの質を妨げることになります。さらに明るい照明は睡眠を誘う「メラトニン」というホルモン物質の分泌を妨げてしまいます。これが分泌されないと夜眠れなくなってしまうのです。家の照明を明るいままにしておくと、いざ寝ようと思っても寝つけない原因になります。夜は蛍光灯や白い光を放つライトはやめて、できるだけ間接照明など黄色いライトを使うようにしましょう。

ましてや寝る前にコンビニに行くことは脳が活発化するので絶対にやめましょう。

 

その2:カフェイン飲料を摂取する


夜にカフェイン飲料を摂取することも眠りを妨げる悪習慣の一つです。カフェインによる覚醒効果は一般的に4時間程度といわれていますが、体質によっては10時間続くこともあります。

カフェインはコーヒーだけではなく、紅茶やウーロン茶、コーラ、ココアにも含まれています。夕方以降に飲み物を選ぶ際にはこれらのものも避け、カフェインは摂らないようにすることがベターです。逆にカフェイン飲料は頭がぼーっとする昼間に摂取し、スッキリさせるのが良いでしょう。

 

その3:眠れないから飲む寝酒


夜眠れない人がよく行っている習慣の一つに寝酒があります。確かにアルコールがまわってくるとほどよく眠気が襲ってきて寝てしまうでしょう。しかし、全体的に眠りは浅くなってしまうのです。アルコールが分解されていくにつれて交感神経が活発化し、体が覚醒していきます。

またアルコールは体を冷やす作用があり、尿意によって目を覚ますこともあるでしょう。さらにお酒を飲み過ぎることがあれば、翌日余計に頭がぼーっとしてしまうことになるでしょう。寝酒をするのであれば、寝る3時間前までに切り上げるのがベストです。

 

その4:夜遅くの食事


夜遅くに食事をすると、寝ている間に胃の中で消化を行うことになります。つまり、頭は寝ていても胃や腸などの内蔵は働いていることになり、消化を行っている時間は体温が下がりきらないために眠りが浅くなります。眠りの質を高めるためには消化しきった状態で寝ることがベストです。そのため、少なくとも寝る3時間前までには食事を済ませておくのが良いでしょう。

寝る前の食事は翌日頭がぼーっとなるばかりか肥満の原因にもなってしまいます。

 

その5:激しい運動をする


夜筋トレをしたり、ランニングを行ったり激しい運動すると、体温が上がってしまうために眠りが浅くなってしまいます。筋トレのような負荷をかけるトレーニングは眠る4時間までに終わらせておくのがおすすめです。

しかし、眠りに効果のある運動もあります。軽いジョギングや踏み台昇降のようなリズム運動と呼ばれるものです。リズム運動を行うことでセロトニンが分泌されます。このセロトニンは眠りを誘うホルモン物質であるメラトニンの原料となる物質です。セロトニンを増やすことでメラトニンを作り、良い睡眠を促すことができるのです。ただし、軽い運動でも体温は上がってしまいますので、就寝の2時間前までには運動を終えるようにしましょう。

 

その6:熱いお風呂に入る


「江戸っ子は熱い風呂が好き」が本当だとしたら江戸っ子はみんな昼間頭がぼーっとしていたのかもしれません。42度を超える熱いお風呂に入ると交感神経が活発化し眠りが浅くなってしまいます。熱いお風呂に入る場合は就寝3時間前までには済ませるようにしましょう。

どうしても寝る前にお風呂に入る場合は、交感神経を和らげるぬるめのお湯につかるようにしましょう。

 

その7:寝る前に考え事をしてしまう


眠れないときには羊を数えよう。羊が一匹、羊が二匹・・・と数えていると眠れるよと昔からいわれていますが、眠る前の考え事は睡眠の質を悪くする習慣です。

ストレスがあるとどうしても眠る前にもそのことについて考えてしまいがちですが、これは交感神経を活発化させる要因にもなります。さらに、ネガティブなことを考えたまま眠りにつくと、悪夢を見る可能性も高くなり、寝覚めも悪い状態に陥ってしまいます。就寝前はできるだけリラックスできる環境を整えて、副交感神経を活発にして眠るようにしましょう。

ちなみに羊を数える以外のオススメですが、「100から0までカウントダウン」していくこと。ゆっくり数えてくださいね。大体100~80までを30秒以上かけるペースです。0になってももう一度100から数えましょう。個人的には4周までしたことはないので、眠れない方はぜひ試してみてください。

 

昼間に頭がぼーっとする人に見直して欲しい7つの悪習慣をご紹介しましたがいかがでしょうか。心当たりがある方にはぜひ、良い眠りにつながる改善方法も掲載しましたので試してみてください。悪い習慣を改善して、翌日頭がぼーっとする生活から脱却しましょう。

 

まとめ

昼間に頭がぼーっとする人は見直すべき、7つの眠りの悪習慣

その1:家の照明が明るい
その2:カフェイン飲料を摂取する
その3:眠れないから飲む寝酒
その4:夜遅くの食事
その5:激しい運動をする
その6:熱いお風呂に入る
その7:寝る前に考え事をしてしまう