今自分の生きる人生にどこか納得がいっていない、自分を変えてこんな気持ちから脱出したいと願っているあなた。自分の人生が他からの働きかけによって変えられることを望んではいませんか?
しかし自分の人生に転機をもたらすのは他でもない、あなた自身の変革にこそあります。そしてあなた自身の望むより良い人生の始まりは、意外にも日常生活の小さな意識や行動の変化にこそ潜んでいるのかもしれません。
今回は人生を変えたいあなたのための、小さな習慣改革を7つご紹介いたします。どんな小さなところからだって構いません。自発的に自分を変え、人生の転機は自分の力で招きよせましょう!
人生の転機は自分が招く!
自分を変えたい人に必要な7つの習慣
「いつか」を言わないこと
「いつかやりたい」「いつかこうなれたらいい」「いつかそうしたい」……想いの強さは大なり小なりこんな風にぼんやりと考えている人はいませんか?
しかしその「いつか」は自分で確定しない限り永遠にやってきません。まずは自分の目指すビジョンとともにリミットまで具体化しましょう。何か月後、何年経ったとき、何歳までに、どんな設定の仕方でも構いません。
「いつか……」とぼんやり考えているよりも、「ここまでに!」とはっきり自己に向けて宣言しておけば、自然と心や体を目標に向かって動かしていきやすいはずです。
何か簡単なことをひとつ継続してみよう
早起き、日記をつける、散歩をする、毎朝目標を立てるなど、ひとつひとつを取ってみれば簡単なことかもしれませんが、なにより難しいのは「毎日継続すること」そのものにあります。
「今日から毎日はじめよう!」という小さな気持ち、習慣の切り替えを継続させていくことが、自分を少しずつ変えていく、人生の転機をまねくカギとなるのです。
嫌な対応をされた時ほど好対応で返すべし
たとえば人と相対するときに、相手がすこし焦っていたり苛立っていたりしてぞんざいな対応をされたり、さらには情のない言葉をかけられたりもするかもしれません。
しかし、だからといって売り言葉に買い言葉で自分もまた同じように返してしまっては、ただそのやり取りの時間は無益なものに成り下がってしまいます。
そんな時ほど、あなた自身は好ましい対応で返しましょう。そうすることでそのやりとりはあなたの中で「あなた自身がどう振る舞えたか」ということに重点が置かれるので、相手のことはさして気にならなくなります。
また、相手があなたの態度によって何か気付きがあるかもしれないのと同時にあなた自身も相手の態度によって何か気付きがあるかもしれません。こういったことの積み重ねこそがあなた自身の「変化」となるのです。
否定の言葉を頭につけることをやめよう
まずは「でも」「だって」「どうせ」。日常のなかでこの3つを発言の頭につけることをやめるようにしてみましょう。後ろ向きな言葉を普段から使っていると、どうしても今の自分の殻に閉じこもってしまいがちになってしまいます。
意識して否定的、ネガティブな言葉を日常生活からクリーンアップしていくことを心がけましょう。
日常の動作を丁寧に行おう
日常の中で、急いだり焦ったりして物をぞんざいに扱ってはいませんか? 部屋やかばんの中が雑然としたまま放置されていませんか? 街の中にいる時、常に人の視線の中にいるという意識がありますか?
かばんから物を出す、食事をする、物を書くなど日常の何気ない仕草を大切に、丁寧にしてみましょう。姿勢や表情などちいさな所作の美しさから、自分を清々しい方向へとシフトチェンジしてみても良いかもしれません。
実際に、素敵だなと思う人を観察すると、所作が丁寧で美しいことに気づくはず。これが優雅で貫禄のある雰囲気の理由です。落ち着いた動きを意識しましょう。
どこまでやれるかのリミットを設けない
ひとつの作業を与えられた時、「今日はここまでできたら上出来」など無意識的に自分の中でのノルマや限界をあらかじめ設定してしまってはいませんか?
自分の限界はあらかじめ決めておくものではないはずです。どこまでやれるかと一線引いてしまうのはやめて、全力でことに臨み、出来るかぎりのところまで駆け抜けてみましょう。そここそがあなたの「今」の限界です。
そして「明日」の限界はその先をめざして、限界線を引かずに臨むことが、自分を変革させることに於いて重要なステップです。
「とりあえずやってみる」を心がけよう
人には得意なこともあれば反面、苦手なこともあります。仕事や学業において苦手なことをすることを求められるシーンは多くあるでしょうが、そこで尻込みしてはいけません。
苦手だからどうせできないだろうとたかをくくって適度なところで手を止めてしまったりすることをやめて、最後まで「とりあえずやってみる」と挑み続ける姿勢を失わないようにしましょう。
途中でどうしても立ち止まってしまったら、人の力を借りることも大切です。助けてもらった感謝と、不得手なことでも最後まで自分が関わってやり遂げるという姿勢、家庭が内外からのあなたへ変化をもたらします。
いかがでしたか。
物事ひとつをとってみたら小さなことかもしれませんが、あなたという人間自身も小さなことの集合体として形成されているのです。食べ物の好き嫌いひとつをとってみたってそれはあなたを形成する要素のひとつです。
そのかけらをひとつ変えてみることそこあなた自身の変革の第一歩、そして大きなプロセスとなるのです。
今日から少しずつ、行動していきましょう。きっと違う自分に出会えるはずですよ。
まとめ
人生の転機は自分が招く!自分を変えたい人に必要な7つの習慣
・「いつか」を言わないこと
・何か簡単なことをひとつ継続してみよう
・嫌な対応をされた時ほど好対応で返すべし
・否定の言葉を頭につけることをやめよう
・日常の動作を丁寧に行おう
・どこまでやれるかのリミットを設けない
・「とりあえずやってみる」を心がけよう